Excel Reader
Excel (.xlsx) ファイルを読み込んで Markdown テーブル形式に変換するスキルです。
クイックスタート
基本的な使い方
WSL環境でPythonスクリプトを実行
wsl python3 scripts/read_xlsx.py "/mnt/c/path/to/file.xlsx"
Markdown形式で保存
-
スクリプトでデータ抽出
-
Write ツールで .md ファイルに保存
前提条件
openpyxl パッケージが必要です:
wsl pip3 install openpyxl
使用例
例1: Excel ファイルを読み込んで表示
User: "data.xlsx を読み込んで" Assistant:
- Windowsパスを WSL パスに変換
- wsl python3 scripts/read_xlsx.py を実行
- 全シートの内容を Markdown テーブルで表示
例2: 特定のシートのみ読み込み
User: "data.xlsx の Sheet1 と Sheet2 だけ読み込んで" Assistant:
- スクリプトにシート名を指定して実行
- 指定したシートのみ Markdown 化
例3: 大きなファイルの一部のみ読み込み
User: "data.xlsx の最初の100行だけ読み込んで" Assistant:
- max_rows パラメータを指定して実行
- 各シートの先頭100行のみ抽出
ワークフロー
単一ファイルの読み込み
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ユーザーが Excel ファイルパスを指定
-
Windows パスを WSL パス形式に変換
-
wsl python3 scripts/read_xlsx.py を実行
-
Markdown テーブルとして表示または保存
複数シートの処理
-
全シート名を取得
-
各シートをテーブルに変換
-
シートごとに見出しを付けて整理
出力形式
Markdown 構造
data.xlsx
Total Sheets: 3
Sheet: Sheet1
Dimensions: 100 rows × 5 columns
| 列1 | 列2 | 列3 | 列4 | 列5 |
|---|---|---|---|---|
| データ1 | データ2 | データ3 | データ4 | データ5 |
| ... | ... | ... | ... | ... |
Sheet: Sheet2
Dimensions: 50 rows × 3 columns
| A | B | C |
|---|---|---|
| 値1 | 値2 | 値3 |
| ... | ... | ... |
スクリプト詳細
Python スクリプトは scripts/read_xlsx.py に配置されています。
主な機能:
-
複数シートの読み込み
-
Markdown テーブル形式への変換
-
シート指定
-
行数制限
-
エラーハンドリング
使い方:
python scripts/read_xlsx.py <file_path> [sheet_names] [max_rows]
例
python scripts/read_xlsx.py data.xlsx python scripts/read_xlsx.py data.xlsx 'Sheet1,Sheet2' python scripts/read_xlsx.py data.xlsx 'Sheet1' 100
対応機能
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✅ 複数シートの読み込み
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✅ Markdown テーブル形式
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✅ シート指定
-
✅ 行数制限
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✅ セルの値取得(計算式の結果)
-
⚠️ セルの書式情報は失われる
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⚠️ 画像・グラフは抽出不可
-
⚠️ マクロは実行されない
制限事項
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セルの書式(色、フォントなど)は失われます
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画像、グラフ、図形は抽出されません
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マクロは実行されません
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計算式は評価後の値のみ取得
-
非常に大きなファイルはメモリ制約に注意
トラブルシューティング
openpyxl がインストールされていない
wsl pip3 install openpyxl
ファイルが開けない
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ファイルが Excel で開かれていないか確認
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.xlsx 形式か確認(.xls は非対応)
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ファイルのアクセス権限を確認
-
ファイルが破損していないか確認
メモリ不足エラー
大きな Excel ファイルの場合:
行数を制限して読み込み
python scripts/read_xlsx.py large_file.xlsx '' 1000
シートが見つからない
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シート名が正確か確認(大文字小文字を区別)
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スペースや特殊文字に注意
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シート名をクォートで囲む
パス変換
Windows パスから WSL パスへの変換:
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C:\Users... → /mnt/c/Users/...
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D:\Projects... → /mnt/d/Projects/...
使い分けガイド
ファイル形式 推奨スキル 理由
.xlsx (Excel) xlsx-reader Excelネイティブ
.xls (旧Excel) pandas経由 別ツール必要
.csv 直接Read テキストファイル
.tsv 直接Read テキストファイル
高度な使い方
特定のシートのみ読み込み
Sheet1 のみ
python scripts/read_xlsx.py data.xlsx 'Sheet1'
複数シート
python scripts/read_xlsx.py data.xlsx 'Sheet1,Sheet2,Sheet3'
大きなファイルのサンプリング
各シートの先頭100行のみ
python scripts/read_xlsx.py large_file.xlsx '' 100
CSVとの違い
機能 CSV Excel (.xlsx)
複数シート ❌ ✅
セル書式 ❌ ⚠️(失われる)
数式 ❌ ✅(評価後の値)
ファイルサイズ 小 大
読み込み速度 速 やや遅
関連ツール
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csv-reader: CSV ファイル用(Read ツールで直接可能)
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pandas: より高度なデータ処理が必要な場合
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xlrd: 旧形式 .xls ファイル用
バージョン履歴
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v1.0.0 (2026-01-06): 初期リリース
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基本的な Excel 読み込み機能
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Markdown テーブル変換
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複数シート対応
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WSL環境での動作